メリットバッジ(Merit Badge)とは
ここでいうメリットバッジとは、アメリカボーイスカウト連盟(Boy Scouts America, BSA)が定めたアワード(日本のボーイスカウト「技能賞」やガールスカウト「部門のバッジ」に相当する)のことで、2006年の時点で121種類が認定されています。メリットバッジは1日で取れるものから、取得が難しく1週間かかるものまであります。その中にはみなさんが興味を持って取り組めるものや、将来に役立ちそうなものがあり、インドア、アウトドアの両方が見られます。ウェンテ・スカウト・リザベーションではウィナワ湖やクラフトの建物はもちろんのこと、馬場やハイキングなどに必要な広い活動エリアを擁していますので、メリットバッジの種類も60近くあり、バラエティに富んでいます。
夏休みになると、アメリカのスカウトはキャンプ場で開かれているサマーキャンプに入り、メリットバッジのクラスに参加します。メリットバッジ取得を目的とするサマーキャンプは、通常1週間となっています。
みなさんはまず取りたいバッジを決めます。そして、現地のサマーキャンプに入り、そのバッジのプログラムに参加します。そこで、現地のスタッフから指導を受けて、スキルを上達させていきます。バッジの取得には、BSAが定めた認定条件を順にクリアしていかなくてはなりません。
日本のスカウトもこのプログラムを通して多くのことを学び、目指すメリットバッジ取得に向けて懸命に取り組んでください。
夏休みになると、アメリカのスカウトはキャンプ場で開かれているサマーキャンプに入り、メリットバッジのクラスに参加します。メリットバッジ取得を目的とするサマーキャンプは、通常1週間となっています。
みなさんはまず取りたいバッジを決めます。そして、現地のサマーキャンプに入り、そのバッジのプログラムに参加します。そこで、現地のスタッフから指導を受けて、スキルを上達させていきます。バッジの取得には、BSAが定めた認定条件を順にクリアしていかなくてはなりません。
日本のスカウトもこのプログラムを通して多くのことを学び、目指すメリットバッジ取得に向けて懸命に取り組んでください。
ウェンテ・スカウト・リザベーションで取得できるメリットバッジと認定基準の一例
- 水泳(メリットバッジ名:Swimming)
水泳中によく発生する事故への対処と救助法・応急処置法を学び実演する。違う泳法で150ヤード泳ぐ等(1セッション最大20名) - カヌー(メリットバッジ名:Canoeing)
カヌーに乗船中によく発生するケガや病気の応急処置法を実演する。カヌーの各部を説明する。岸からカヌーを安全に出し、正しく乗船する。カヌーを前後、左右に正確に動かす等 - クライミング(メリットバッジ名:Climbing)
クライミング中のケガや事故の防止法と応急処置法を学び実演する。クライミングの方法と種類、ハーネス、ロープの正しい使用法を実演する。岩の難度が違う面を定められた数だけ登る等(14歳以上・2時間のセッションあり) - レザーワーク(メリットバッジ名:Leatherwork)
道具の安全な使用法を実演し、革の染め方や仕上げの方法を正しく示す。革製品の歴史と修繕方法を説明し、実際に行う等(材料費が必要) - 陶芸(メリットバッジ名:Pottery)
機材と道具の安全な使用法を実践し、陶芸用語を説明する。動物や碗などを作り、適切な温度で焼き上げる等(1セッション最大20名・材料費が必要) - 馬術(メリットバッジ名:Horsemanship)
馬を安全に柵から出し、正しい乗馬・下馬の方法を実演する。鞍と馬勒の種類を説明し、馬のブラッシングとひづめの管理を行う。乗馬し、定められた歩き方と走り方を行う等(1セッション3時間) - ネイチャー(メリットバッジ名:Nature)
絶滅危惧種をいくつか挙げ、それらがなぜ危惧種に指定されているのかを説明する。外に出て、定められた数の生物(鳥類・魚類など)の名前を言う。植物や土や岩の名称を正しく答え、適切に採取する等